国債暴落Xデイという笑い話

以前、小生のブログ「明日に向かって」の過去記事「不正選挙と真の改革者の登場 2010/10/05」において、改革者ベスト5:竹原真一、川村たかし、小沢一郎、三橋貴明、リチャード・コシミズ、としましたが、今日はそのうちの一人、三橋貴明氏の登場です。

三橋貴明氏プロフィール

f:id:hirodance:20110930102321j:image:medium

三橋 貴明(みつはし たかあき)本名・中村貴司(なかむら たかし)、1969年生まれ、東京都立大経済学部卒、その後、外資系に勤務、中小企業診断士資格取得、2008年三橋貴明診断士事務所開設し独立、現在、株式会社三橋貴明事務所代表。2チャンネル出身の若手新進気鋭の作家であり経済評論家、デビューは2007年「本当はヤバイ!韓国経済」出版、その後、著書および講演は多数、2010年参議院に立候補するも落選。

彼の2チャンネル時代、小生の記憶では2007年ごろまで、2チャンネルの東アジアnews+板における韓国経済スレを中心とする論壇のスター的存在のハンドルネーム「三つ子の赤字神」が三橋貴明氏でした。そして、もう一人のスター、ハンドルネーム「代表戸締役」が居て、両者は竜虎、または東西の横綱と言ったところでしょうか。

両者を中心に高度な経済論が戦わされていました。今となっては懐かしい思いでです。この、韓国経済スレは現在も続いていて、卒業された両先輩の志を受け継いでニュース極東板「wktk韓国経済」としてクォリティーの高いスレが立っていました。

三橋貴明氏が第一級の改革者である証左は、今までの常識を全て否定しネットで集めた経済データを元にした革命的論調にあります。

たとえば、

日本は内需中心国家であり輸出中心国家ではない(2010年輸出依存度GDP比13.44%、輸入依存度11.76%であり主要国ではブラジル、アメリカに次いで低い)。

国家負債(資産)とGOP(フロー)を比較しても意味がない。

日本が破綻する確率は、月が日本列島に落ちるより低い。

不況の大きな要因が公共事業の削減にある。

日本は世界第五位の農業大国である。

以上が三橋貴明氏の主張の一例ですが、今まで、こんな主張の評論家は皆無でした。彼の出現によって新聞、TV、ネットの論調は大きく影響を受けて、例えば、金融ユダヤ人(CIA)の宣伝機関である日本経済新聞、等が「円高で輸出企業が立ち行かなくなるので日本が大変だ」などの主張が簡単に出来きなくなって読者の洗脳も不可能になりつつあります。同氏の功績は大きいと思います。

三橋貴明氏が落選した2010年参議院に触れねばなりません。凋落著しい自由民主党の推薦立候補でしたが、所詮、彼は同党の客寄せパンダにすぎず、金融ユダヤ人主導(CIA)で行われた巨大な不正選挙においては決して当選は不可能だったと考えます。

当時、人気急上昇著しい同氏でしたが、彼は新聞TVの偏向報道糾弾の急先鋒であったため金融ユダヤ人(CIA)の下僕であるマスゴミに嫌われ不正に得票を操作され落選したと考えます。

最後に、政治ブログランキングですが、ここ数年、三橋貴明氏がトップを独走しています。しかし、同氏はチャンネル桜の常連出演者であるため、チャンネル桜=金融ユダヤ人(CIA)=統一教会=政治ブログランキングの関係から、アクセス数不正操作の可能性をリチャード・コシミズ氏から再三に渉って指摘されている。

確かにアクセス数不正操作は現実にあると思います。リチャード・コシズミ氏は今、週間IN 26,690でランキング12位です。これはあり得ない、不正が行われている証左と考えます。まあ、小生に言わせれば政治ブログランキングなど何の価値もなくランキングを頼りにブログ選びなど不可能なのです。なぜなら、ランキング1位~100位までのブログのうちで、小生が講読したいブログは20もありませんから(ベスト10では講読したいブログは3)。

公正にランキングすれば1位リチャード・コシズミ氏、2位三橋貴明氏ではないかと小生は勝手に妄想しています。

三橋貴明論をやっていると尽きませんが、今後の課題にしたいと思います。例えば「三橋貴明氏の限界」についてなどです。

やっと、タイトルになります。三橋貴明オフィシャルブログから転載です。

転載開始>

国債暴落Xデイという笑い話(2011/09/28 07:00)

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11031397459.html

(前略)

さて、本日のネタは最近、昵懇にして頂いている参議院議員のN先生からのリクエストです。すなわち、財務省が煽る「国債暴落Xデイ」の無茶苦茶ぶりをあからさまにし、盛大に笑いものにする主旨になります。困ったことに、民主党はもちろん、自民党の中にも、この「国債暴落Xデイ」伝説を信じている政治家が少なくないのです。

最近、流行の国債暴落Xデイというノストラダムスの予言神話は、下記のストーリーになっています。

「確かに、日本国債の金利水準は世界最低で、現時点での破綻(デフォルト)は無いのかも知れない。

しかし、国債金利低迷の理由である【家計の純資産】を【国の借金(政府の負債)】が上回るとき、その時こそが国債暴落Xデイだ!」

 あ~ほ~~か~~~っ!!!! 

と、力の限り叫びたくなるような、バカバカしい珍説です。こんな、バランスシートの原則というか、統計的原則を無視した珍説を振りかざし、

「国債暴落Xデイが来るっ!(キリッ!)」

 とかやるくらいなら、「月が日本列島に墜落して、日本は破綻する!」とやった方が、マシというものです。まだしも可能性は高いのですから。

こんなものを、自民党の政治家が真面目に語り、民主党の財務副大臣がもったいぶって記者発表し、増税の根拠にしようとしてしまうわけですから、呆れてものも言えません(今さらですが)。

一昨日のエントリーの「日銀券ルール」は、意味不明なことは同じですが、まだしも指標としての方向性は分かります。しかし、この「国の借金が家計の純資産を超えて~っ!」は、何を言いたいのかさっぱり分かりません(まあ、増税の根拠にするため、それっぽい煽りをしているだけなのですが)

『国と地方の借金、個人資産1110兆円上回る?

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110918-OYT1T00470.htm

 五十嵐文彦財務副大臣は18日、テレビ朝日の番組に出演し、日本銀行が20日発表する6月末の統計で、国と地方自治体の借金の総額が、国内の個人の金融純資産額を初めて上回る可能性があるとの見通しを示した。

 五十嵐氏は「今年の(個人)金融資産は伸びていない」と指摘し、双方の数字が「クロスする可能性がある」と述べた。

 五十嵐氏が指摘したのは、日銀が発表する2011年4~6月期の資金循環統計(速報値)で、個人の金融資産から負債を引いた「純資産」と、国・地方の中長期債務残高に政府短期証券などを加えた「借金の総額」についてだ。

 個人金融純資産と国・地方の借金の差は縮まっている。3月末時点では個人金融純資産(1110兆円)に対する中長期債務残高(894兆円)と政府短期証券などの合計は1045兆円だった。』

五十嵐氏は、例のネバダレポートを国会で質問した人物なので、無知無能さを財務省に利用されているだけなのでしょうが、上記の記事はどちらかといえば読売の報道の方が悪辣です。

何しろ、「個人資産」と「家計の純資産」をごっちゃにしています。見出しに使われている言葉が「個人の純資産」ならともかく、「個人資産」ですので、記者が無知なのか、あるいは何らかのミスリードをしたかったのかのいずれかでしょう。

今さら説明するまでもありませんが、純資産とは「=資産-負債」であり、資産総額のことではありません。さすが読売新聞、2010年7月まで財務次官(財務省のトップ)を務めていた丹呉泰健氏が、社外監査役として天下りしているだけのことはあります。

【図 2010年末(速報値)版 日本国家のバランスシート(単位:兆円) 】

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_33.html#JPBS2010

 最近流行の、

「【家計の純資産】を【国の借金(政府の負債)】が上回るとき、その時こそが国債暴落Xデイだ!」

 は、統計的に全く意味がない指標です。理由は以下になります。

◆家計の方は「純資産(=資産-負債)」を使っているにも関わらず、なぜ政府の方は負債のみ(いわゆる国の借金)なのか? 政府の金融資産(固定資産除く)471.4兆円を無視するのはなぜ?

◆企業(非金融法人企業)の資産813.4兆円を無視するのはなぜ? 銀行側が、「これは家計の資産だから、国債を買う。これは企業の資産だから、国債を買わない」とやっているとでも言いたいのか?

◆バブル崩壊後、政府の負債が増えれば増えるほど、家計の金融資産も増えてきた。お金が「政府の借り入れ⇒景気対策などで支出⇒家計の金融資産に積み上げ」と流れていることは明らかなのに、なぜお金の流れを無視する?

【図 バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計のバランスシートの推移(単位:億円)】

(1)バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計の金融資産の推移(単位:億円)

f:id:hirodance:20110930102504j:image:w360

(2)バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計の金融負債の推移(単位:億円)

f:id:hirodance:20110930103148j:image:w360

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_35.html#JPBS3

上図の通り、バブル崩壊(1990年)後、日本の家計の金融資産(株式・出資金は除いています)は540兆円も増えました。この期間、負債の方は24兆円しか増えていませんので、家計の純資産はバブル崩壊後に500兆円(!)以上も増えたことになります。

さて、上記の「国債暴落Xデイだ!」を主張している政治家の皆様も、さすがに「誰かの資産は、誰かの負債」という絶対原則には逆らわないでしょう。

「いや、違う!」

 などと思われた場合、国会議員を辞めて小学生から学び直すことをお勧めします。何しろ、「誰かの資産は、誰かの負債」とは、単に「誰かが金を借りたとき、誰かが金を貸している」と言っているに過ぎないのです。

バブル崩壊後に日本の家計は540兆円の金融資産、500兆円超の金融純資産を増やしたわけですが、この金を「借りてくれた人」は果たして誰でしょうか? 何しろ、誰かが借りてくれないことには、家計は金融資産を増やせません。

図の「(2)バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計の金融負債の推移(単位:億円)」を見れば、一目瞭然です。もちろん、政府です。

 バブル崩壊後の日本は、

「政府が金を借り、景気対策に支出しても、借りたお金(借りた時点では政府の資産)が企業、家計へと移り、最終的には家計の金融資産として蓄積された」

 を繰り返して来たに過ぎないのです。すなわち、現在の日本の家計の金融資産は、過去に日本政府が借りた金というだけの話です。

今後も、日本政府の負債(国の借金)が増えた場合、家計(もしくは企業)の金融資産が増えるだけの話で、「国債暴落Xデイ!」などという話にはなりません。読売の記事の通り、2011年に家計の金融資産が増えていないのであれば、単に企業(非金融法人企業)の資産が増えているだけの話です。というか、実際に企業の内部留保が史上最大になっている以上、家計の金融資産がその分増えなくて、当たり前です。(企業がデフレに怯え、お金を内部留保として溜め込み、家計(従業員)に渡さなくなっているだけです。これはこれで問題ですが、「国債暴落Xデイ!」という話とは無関係です)。

「国債暴落Xデイ!」

 などと無知蒙昧な主張をしている政治家の皆さん、一つだけ、落ち着いて考えてみてください。

政府が国債を発行し、借りたお金を使ったとき、そのお金はどこにいくのですか? この世から消えるのですか? もしそうだというのであれば、貴方は「この世ではないファンタジー日本」に住んでいることになります。今後は、「わたくしはこの世に存在しないファンタジー日本の国会議員です」と名乗るようにしてください。

転載終了>

本日のボーカロイド

【MMD】風雅さんとKAITOで「千年の独奏歌」【合せてみた】

http://www.youtube.com/watch?v=reXsHnMUYjs

KAITOのオリジナル曲「千年の独奏歌」をKAITO音源提供者の風雅なおと氏とKAITOの合唱です。アップは2009年8月、プロデューサーは狐猿氏です。オリジナル動画はアップが2008年4月、ミリオンアクセス達成、作詞作曲:yanagi氏です。

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奴隷と戦争の野蛮で下らない西洋文明は終わりだ。新しい日本時代に向けて発言して行きたい。趣味は読書と盆踊り、愛知県在住、男性、Twitter(宙啐toroco)運営開始。