現代のローマ帝国(4)日本と大陸を分断する巨大文明断層 3

衰亡の法則
馬野周二氏の名著「衰亡の法則」(1983年、PHP、以下同書と言う)による文明論(以後、同文明論と言う)を中心に話を進めていますが、この万世不朽の同文明論は今まで述べたように歴史上や国際情勢の難問を容易に分析できる優れもの。

例えば、今日のテーマである中韓は何故に反日なのか、何故世界で唯一国日本のみが欧米に侵略されなかったのか、そして何故日本のみが欧米とともに先進国の一員なのか、等々の難問を同文明論が安々と解いたのは既に述べたとうりである。

こんなことは他の如何なる文明論でも無理、これは同文明論が歴史や世界情勢を正しくスケッチしているからだが、この文明論は情勢分析ばかりではなく、世界情勢の予測にも威力を発揮、例えば共産中国やアメリカの将来も占えるが、これはこれから述べていく。

馬野周二氏のプロフィール
馬野周二
山口県に1931年生、慶應義塾大学工学部卒、通商産業省入省、工学博士、ニューヨーク工科大学教授、アメリカ政府の技術開発に携わり、1980年代から著作活動、著書は同書の他多数。陰謀論のイルミナティを日本へ初めて紹介「ロックフェラーがアメリカ経済をダメにした―世界統一支配をめざす妖族の正体」(1989年、トクマブックス新書)他多数。

今日は「現代のローマ帝国」の4回目ですが、本日のテーマである人工国家の中韓の由来に触れてから本論に入る。

特亜三国はイルミナティが作った人工国家

戦後、イルミナティは強大な日本を抑え込むためにその周囲に人工国家の特亜三国、即ち中国、韓国、北朝鮮を配備し東アジアの分断統治が行われた。そして我が国へは特亜三国から様々な圧迫が加えられ、その最たるものが反日であり、その反日の最大拠点が韓国で従軍慰安婦等々様々な攻撃が加えられた。

それも解消されつつあり、即ち2017年トランプ大統領誕生により世界の流れが変わり、世界はグローバル時代から反グローバルの国境のある経済の復活であり、時代は冷戦時代へと逆戻り、米中戦争がはじまったが、恐らく特亜三国は何れ解体される運命であろう。

あ~余談ですが今面白い下記の本を読んでおり、ご覧になった方も多いと思いますが、この場を借りご紹介します。

「韓国・北朝鮮の悲劇 米中は全面対決」(藤井厳喜氏と古田博司氏の共著、2018年、ワック)で、その「帯」には次のようにあります。

・北との統一を夢見る韓国は滅びるだけ
・在韓米軍は撤退するしかない
・サムスンが国有化される?
・非韓三原則「助けず、教えず、関わらず」
・中国も南北朝鮮も「古代」国家だ
・米中は冷戦(ゴールド・ウォー)から熱戦(ホット・ウォー)へ!?
・米中・南シナ海海戦は一瞬にして終わる
・対馬海峡が日本の防衛ラインになる
・テロ戦争から「大国間確執の時代」再び

そして、その裏側には次のようにある。

[藤井厳喜]
「在韓米軍は「『人質化』していて、アメリカは、軍事的選択の上でも大きな制約を受けている。この「不良資産」を早く切ったほうがいいのは自明の理です。しかも、『米軍がいるから戦争が起きる』というような文在寅政権が生まれた。文政権が南北融和路線を進む以上、米軍が韓国に駐留する理由は何もなくなる。アメリカは最終的に在韓米軍を撤退させるでしょう」

[古田博司]
「南北朝鮮で混乱が続けば、どんどん人間が逃げ出す。その間に奴隷労働力を欲している中国のブラック企業がなだれ込み、朝鮮半島が中国経済圏にされてお終いです。南北が統一されて連邦制を始めても、まともな状態になるには十年以上かかる。韓国の保守派は日本に逃げてくる。『脱北』ならぬ『脱南』。日本はしっかりした難民対策を講じなければいけません」

誠に鋭い指摘、世界情勢をこれだけ的確に見ている人は著者達以外に多分いないのでしょう。

「中国も南北朝鮮も『古代』国家だ」は至言、これは本稿の歴史観とも一致し参考になりました。そして「米中の主戦場は南シナ海」は衝撃です。それから「対馬海峡が日本の防衛ラインになる」は一般に言われているが、昔アチソンラインがありこれは本稿のテーマの「日本と大陸を分断する巨大文明断層」とも酷似しています。「下図:復活しつつあるアチソンライン」をご覧ください。

新アチソンライン

以上は前触れで以下が本論です。

(5)中韓の将来を文明論から予測する

ア.中韓に同文明論適用上の問題点

同文明論の最大の問題は執筆時点と現在との時差で、当時の米ソ冷戦時代と現在では情勢は大きく異なり、ソ連は既に滅亡、替わって中国が大きく台頭し韓国や北朝鮮も勢いを増してきている。

これを同文明論を用い如何に捕えるかであるが、上述の藤井厳喜・古田博司両氏は「中国も南北朝鮮も『古代』国家だ」と言われたが、その古色蒼然の彼の国等にイルミナティ(現在はディープステートと言う)が資本と科学技術を強制的に持ち込んだために経済大国に成長はしたものの工業化病に罹患、世界に数々の障害や問題を与えている。

これは同文明論的に見ると第Ⅳ文明的な症状ではなかろうか。即ち、第Ⅳ文明とはアメリカとソ連(滅亡)であるが、これは粗放な新大陸(ソ連も同様と見る)に西欧文明の科学技術を短期間に強制的に持ち込んだために工業化病に罹患、即ちそのアレルギー症状である南北問題や貧富の格差、麻薬、教育の劣化、等の諸問題を引き起こし当該文明は短命に終わると言う。

これは今中国大陸で起きていることにそっくりであり「中国大陸=第Ⅳ文明的な症状」として分析をしようと思う。

なので第Ⅳ文明の特徴を、同書の「第一章 文明衰亡の法則」から下記に抜粋します。

工業化病に罹患する新大陸社会

いずれの世界文明も、前代旧文明の上に後代新文明が附加されてでき上っている。

そこで第Ⅳ文明であるアメリカとロシアは、第Ⅲ文明が生み出した新文明の上に建設されるのは当然である。第Ⅲ文明が新たに附加したものは何か。それは科学技術文明である。アメリカは新大陸と呼ばれる。その歴史の新しさと大平原を持つことから、ロシアもまた新大陸と言えよう。この新大陸に科学技術文明を含む旧文明が伝わるとどうなるか。

前に述べた米・ソの南北戦争が起こる。

新大陸における南とは何か。それは旧文明の基層、まだ科学技術を含まない頃に伝わってきた文明の上に立つ領域であり社会である。北とは科学技術文明の洗礼を受けた領域のことである。

第Ⅲ文明世界は、それ自身の内部から科学・技術が起こった。したがって、それは自然な進化の過程で、コペルニクス(AD一四四三)からワット(AD一七六九)を経て今日まで、多くの社会変動、すなわち産業革命、政治革命を伴いつつも、それらを吸収して、檄してホモジニアスな社会を作った。

ところが新大陸では、産業革命以前の古い文明を受け入れて定着させた地理的、社会的領域と、それ以後の新しい文明を受け入れたそれらの領域とが、尖鋭に対立するようになった。大陸であるこれらの国では、新旧領域が地理的に遠く離れており、両者の接触が薄く、軍事的手段による一方の他方の制圧となる。これが米・ソの南北戦争という現象だ。

この大陸社会の性質は今日も変化なく残っていて、たとえぱソ連の特権階級やアメリカの一握りの大金持は、一般社会から自らを隔離して生活している。これは社会的南北関係である。余りにも生活が異なるために、社会的に交わることができないのみでなく、人目に哂されると生命に危険があるからだ。ヨーロッパでも日本でもこんな状況は起こらない。

科学技術はヨーロッパでは自然発生した。したがってその社会ではもとから持っている器官の一部である。ところがこれが第Ⅳ文明に移植されると、異物が体内に入るわけで、強い生体反応を引き起こす。アメリカとソ連の社会にいろいろと現われてきている諸問題は、そのせいであろう。社会の健康度はその住民の肉体の健康度、つまり平均寿命に表われるとすれば、この両国のそれは西欧、日本よりも低く、驚くべきことには、近年むしろ低下の傾向が見える。この原因は、これらの国に南北戦争が起こり、本質的に少数支配政治が行なわれるのと同じく、工業化という第Ⅲ文明の特産物が急徼に体内に入ったせいであろう。

工業化病を治癒する手段がないことは米・ソの悲劇である。彼らは工業化せざるを得なかった。文明の流入は止められぬからである。アメリカにおける麻薬、ソ巡における飲酒に見られる社会の劣化は、この病状の一端であろう。

第1文明は亡びた。第Ⅱ文明は衰えている。第Ⅳ文明は混乱に向かうだろう。これが世界史の冷厳な論理ではあるまいか。

途中ですが今日は以上で続きます。

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Author:toroco
愛知県在住、昭和15年生れ、本名:野村宏、愛知工業高校機械科卒、某エネルギー企業入社、万年平社員で定年退職、好きな分野は文明論、世界統治組織に興味を抱き陰謀論にトライ、【制作・研究等での主な参考書籍】馬野周二氏著書、太田龍氏著書、田村珠芳氏著書、ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表(アンドリュー・ヒッチコック著)、増田悦佐氏著書、竹内文書関係、エイリアンインタビュー(マチルダ・オードネル・マックエルロイによるインタビューと手記)。Twitter「明日に向かって」

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