現代のローマ帝国(2)日本と大陸を分断する巨大文明断層

かなり間が空きましたが、今日は「日本は現代のローマ帝国である」の2回目です。

本稿はトンデモ説「日本は現代のローマ帝国」これは将来、日本が世界帝国を形成すると言う、賢明なる読者からはお叱りを受けそうな誠に不遜なものですが、これは次に示す文明論に由来します。

次は日本の時代であるとする文明論

①馬野周二氏文明論(韓国人の9割はまともじゃない 4 現代の脱亜論
②増田悦佐氏文明論(城壁なき都市文明、日本の世紀が始まる
③「ガイアの法則」(日本の世紀とアニメ

この内、最も基本となるのが①馬野周二氏文明論(以後、同文明論と言う)で、本日のテーマの「日本と大陸を分断する巨大文明断層」が導き出されます。②と③は今後の本稿で触れる予定です。

同文明論は既に過去記事で触れていますが、次章に再掲します。

3章 馬野周二氏の文明論

同文明論はこのブログで再三に渡ってふれていて、最近の三峡ダムの記事で文明論的な記述もそうであります。馬野周二氏は1980年代の著述家ですが、現代世界を最もよく捕え、世界情勢の分析に最も役立つ優れた文明論です。このような汎用性の高い文明論は他に皆無であると考えます。

同文明論の概要を紹介した過去記事「現代の脱亜論」からの抜粋を下記に示す。

馬野周二氏の文明論の概要

世界情勢に文明論を用いると驚くほど明快に解析できる。例えば何故我が国は隣国の中国や韓国と対立しているのか。また、世界で日本だけが西洋列強の植民地にならず先進国の一員になれたのか、等は文明論的に説明が可能なのである。さらに急速に工業化した中国の未来も文明論を用いるとある程度その将来の予測が可能であり、そしてさらに現在我が国と紛糾している韓国の未来も占えるのだ。

その優れた文明論とは馬野周二氏の「衰亡の法則」(馬野周二著、1983年、PHP、以後同書、或いは同氏、又は同文明論という)であり、以下にその概要を述べる。

文明は衰亡拡散する

同文明論では第Ⅰ~Ⅳ文明が定義されている。そしてそれぞれ特徴があり、例えば第Ⅰ文明ではピラミッドやジグリット等の巨大構造物、第Ⅱ文明では宗教、思想性に優れ、第Ⅲ文明は科学技術に優れている。

第Ⅰ文明
ユーラシア大陸の南西部のチグリス・ユーフラテス河流域でメソポタミア文明、ナイル河流域でエジプト文明、インダス河流域でインダス文明が起こり、これが第Ⅰ文明である。

第Ⅱ文明
第Ⅰ文明が衰亡し、メソポタミアとナイルから西へ移動しギリシャ・ローマ文明、インダスから東に移動しガンジス文明、メソポタミアから東へ移動しシナ文明となりこれが第Ⅱ文明である。

第Ⅲ文明
これは現代文明だが、第Ⅱ文明が衰亡し、ギリシャ・ローマから西へ移動し西欧文明、シナから東へ移動し日本文明となりこれが第Ⅲ文明である。

上述を図示したのが下記である。

世界文明の伝播図

上図にはないが下記も定義されている。

第Ⅳ文明
これはアメリカとソ連である。両国は一見工業化し西欧文明の国であるように見えるが、彼らは大平原で資源豊富だが粗放農業段階にあった所に急激に西欧文明の科学技術を持ち込んだので、工業化病に羅患し、貧富の格差や南北の対立等の問題が発生し、短命な文明に終わる。そしてソ連は滅び、アメリカも余命は短いと考えられる。

文明の盛衰

第Ⅰ~Ⅲ文明の盛衰を下図に示す。

波状に進む世界文明

ユーラシア大陸を大きな池と考え、その南西で始まった第Ⅰ文明の波が次の第Ⅱ文明、そして両端の第Ⅲ文明である西欧文明と日本文明となって現在がある。

各段階に属する各文明(例えば第Ⅱ文明のギリシャ・ローマ、インド、シナ)は同時期に興隆し、そして衰亡する。

距離的に遠く離れていても、これら三つの文明は、その根本の性格において同一である。見ず知らずの西ヨーロッパと日本は、第Ⅲ文明として同時に発起し、同様な歴史を辿るという宿命を持つ。

世界を仕切るのは現代文明の諸国

同文明論の凄いところは、西欧文明と日本文明を第Ⅲ文明と定義し、アメリカとソ連(滅亡)を第Ⅳ文明で区別しこれらが現代文明であり、勿論、現代世界を仕切ってるのは現代文明の諸国である。その他の地域は第Ⅱ文明以下の古い文明で既に衰亡しているので、彼らは現代文明諸国に従属しているのだ。

第Ⅳ文明のアメリカの寿命は短い

第Ⅳ文明は同文明論では大平原である粗放農業地帯に西欧の先進文明(技術)を急激に持ち込んだために中毒症状を起し内乱や貧富の差等の病状をきたし短命な文明で終わる。このためソ連は滅び、アメリカもそろそろ寿命であろう。

日本だけが西欧に侵略されなかった理由

西欧が侵略を開始し全世界を制覇したが、世界でただ一国日本のみが侵略されなかったのは何故か。これは日本が西欧と同じ第三文明の国だからだ。だから西欧がやって来た時、すんなり西洋文明を日本は理解し受け入れられた。

殆どの諸国は西欧がやって来た時、その文明が理解できず反発や拒否しそして侵略された。

韓国や中国の反日とは実は反西洋なのだ

韓国も中国も世界の大多数の国と同じく西洋化に失敗しているが、日本の実態は「日本=西洋」の関係にあり、これに反発や拒否をしているのが彼らの反日の本当の理由であろう。

馬野周二氏の文明論は以上です。

日本と大陸を分断する巨大文明断層

この文明論を踏まえると、日本列島と大陸との間に巨大な文明断層が横たわっていることが理解できます。その断層は距離よりもその文明落差が巨大、当分(多分数百年)埋められないものでありますが、文明の流れは当然日本列島から大陸へ向かってであります。これらは次回に述べる予定です。

続きます。

(記事一覧)
現代のローマ帝国  目次
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Author:toroco
愛知県在住、昭和15年生れ、本名:野村宏、愛知工業高校機械科卒、某エネルギー企業入社、万年平社員で定年退職、好きな分野は文明論、世界統治組織に興味を抱き陰謀論にトライ、【制作・研究等での主な参考書籍】馬野周二氏著書、太田龍氏著書、田村珠芳氏著書、ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表(アンドリュー・ヒッチコック著)、増田悦佐氏著書、竹内文書関係、エイリアンインタビュー(マチルダ・オードネル・マックエルロイによるインタビューと手記)。Twitter「明日に向かって」

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