拉致事件を検証する

本稿は以前記事「激動アジア 北朝鮮の脅威(23)首脳会談考」から「日本人拉致問題」を抜粋し、若干の編集、加筆をしたものである。

1.拉致事件は何故、検証が必要か

一般に小国が大国に難癖をつけたり、攻撃を仕掛けたりはしないし、力のないものが強者に挑みはしない。だから国際社会は何時も強者の大国が問題を引き起こし、他国に難癖をつけ攻撃したり、侵略したりしている。ただし、小国であっても大国がバックにいる場合はこの限りではなく、例えばイスラエルが大国イランを攻撃するなど枚挙にいとまがない。まさに、北朝鮮による日本人拉致事件がこれに当たるのだ。

だが、同事件の場合は小国の北朝鮮ばかりを問題にし、報道、非難、真相究明、等を行っているが、これは大きな間違いを犯していると思うのだ。問題の核心はバックにいる某大国にあり、北朝鮮ではない。探偵小説における推理の鉄則は「利益を得るものは誰か」である。同事件を大局的に見ると北朝鮮は何ら利益を得ていないし、これは某大国が独り占めしている。

この影に隠れた某大国を決して問題にしないで、見ようともしないのは何故か。これは下で述べるごとく日本政府が共犯であり、某大国の傘下で影響下にあり、マスコミ、評論家、等も同様で、一般大衆達も同様に某大国を非難するのは憚られ、反対に弱小国である北朝鮮の非難は簡単で、たとえ非難しても仕返しの恐れはない(大国を非難すればその仕返しが怖い)からである。

このような間違いを改めるには、マスコミ、評論家、等の論調を全て破棄し、根底から事件を見直すような検証が必要なのであり、以下にそれを述べる。

2.拉致の主犯はアメリカである

北朝鮮というと即、拉致事件を問題にするが、これも欺瞞である。米朝会談について安倍晋三は「拉致の解決が重要だ」と言っていたが、実際これはお笑いだ。これを説明した「この連載の過去記事」を下に示すので参照されたい。

激動アジア 北朝鮮の脅威(14)めぐみさん
激動アジア 北朝鮮の脅威(15)拉致はCIA
激動アジア 北朝鮮の脅威(16)金王朝

拉致事件の真相は、主犯がアメリカ、実行犯が北朝鮮、共犯が日本政府なのだ。

だから安倍晋三の談話はお笑いで「共犯者が実行犯に向かって拉致を何とかせよ」と迫っている構図である。本来なら日本政府は国民に向かって「やむなく事件を起こしてしまって申し訳ない」と両手を付いて謝罪するのが筋だ。そして効果のない北朝鮮の制裁などをやめて、北朝鮮と協力して事件の究明を急ぎ、拉致被害者を早く救済すべきなのだ。

さらにこれは現状では到底無理だが、アメリカに拉致事件の主犯で有ることを認めさせること(北朝鮮は既に犯行を認めている、そして驚かれるかも知れないが北朝鮮はアメリカが主犯である証拠を握っていると思われる)、米国と北朝鮮の日本国民への謝罪などである。

3.拉致の真相

では何故、拉致事件は起きたのかは、はるか昔、今から約50年ほど前の1970年頃、ベトナム戦争当時に遡る。

三島由紀夫 作家の三島由紀夫氏が自決する一年前、北朝鮮の暗号を傍受した自衛隊員が「能登半島で日本人が拉致される危険性が高い!」と現場に急行、ところが石川県警が多数出動して一般人を入れないよう警戒する中、犯行は堂々と行われた。怒った自衛隊員から写真を示されながらの訴えを受けた同氏は、これを官房長官保利茂氏に告げ解決を依頼したが黙殺され、拉致事件に政府が関与していることを知った。同氏は、政府と警察が共謀し売国・亡国の暴挙は許せないと、1970年11月25日陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地を訪れ、籠城、バルコニーから檄文を撒き、自衛隊の決起を促す演説をした直後に割腹自決した(45歳)(この段は 「三島由紀夫の壮絶な自決と拉致問題との関係?」を参照した)。

一方ベトナム戦争を戦っている覇権国家アメリカは悩んでいた。開戦の1959年からもう十年近く経過しても戦況は芳しくなく、物量も兵器も格段に劣る北ベトナムに勝てないのだ。敵の戦法は昔、大日本帝国が硫黄島でやった縦横無尽に地下トンネル張り巡らす作戦で大規模爆撃の効果がない。さらに北朝鮮も参戦していて強敵だ。これは当然で、両方共、大日本帝国軍人が関与している。(これは以前記事「残置諜者」において、北ベトナム勝利の要因が大日本帝国軍人と北朝鮮参戦にあると述べておいたので参照されたい)

ベトナム戦争敗色濃厚なアメリカは追い込まれ焦っていた。そこで彼らは大日本帝国の後裔である日本と北朝鮮が裏で繋がっているのではとの疑惑を持ち、その日本も高度成長真っ只中にありアメリカの経済的ライバルとして登場した。そこで当時敵国であった北朝鮮へ彼らは浸透を開始し、「軍事的敵国の北朝鮮と経済的敵国の日本」の間に楔を打ち込む必要に迫られた。

だから彼らは、日朝に楔を打ち込むとともに日本弱体化を狙い、北朝鮮に日本人を拉致させる、毒を持って毒を制する謀略を考えた。幸い北朝鮮には喉から手が出るほど欲しい絶好のターゲットが存在した。それはまだ当時幼かった横田めぐみさんであり、日本皇室と李朝の血を引く彼女が北朝鮮王室に加わればその正当性は倍加し絶大となる。だから北朝鮮の協力は得やすかった。日本政府はCIAを使って黙らせた。そしてアメリカ主導で大規模な拉致事件に発展していった。

以上は推測だが、多分当たっていると思う。以下に事件を検証してみる。

4.拉致の検証

北朝鮮(A)は実行犯だが日本国内で大規模な拉致事件を起こすことは単独では無理で協力者(共犯)が必要、さらに日本政府が共犯だと主犯とは考えにくい。そして彼らには大規模な拉致の必要性が薄い。日本政府(B)は上述の三島由紀夫氏事件により共犯である。アメリカ(C)は状況証拠のみで確証がないが、AとBだけでは事件は成立し辛い、さらにCはBを動かすことができ、従って状況証拠によりCが主犯と決定される。

このアメリカの謀略は完璧な成功を収めた。即ち、未だに日朝は反目しあい日本人は北朝鮮を恨んでいる。

5.あとがき

日本人拉致事件の犯人を北朝鮮だけに限定し糾弾するのは上で述べたように破綻している。だからこれを改め、効果のない北朝鮮の経済制裁を解いて、融和策を取り、過去の歴史のパワーバランスの中で起きた痛ましい同事件を解決すべきである。そして、主犯アメリカはもっと非難されて叱るべしで謝罪を要求しなければならないし、日本政府も反省しなければならない。

現状はアメリカ命の政府、マスコミ、評論家、等ばかりなので難しいが、もうそろそろ、この姿勢を改める時期に来ているのではないか。

拉致事件の主役は「横田めぐみさん」であった。

先日の米朝首脳会談でトランプと正恩に世界が注目した。この北朝鮮最高指導者「金正恩」の母親が拉致被害者「横田めぐみさん」で同国の国母であるから、彼女は世界を動かす地位に登りつめたとも言えるのだ。もともと北朝鮮は「第2の日本」との説、即ち、同国は満州にいた大日本帝国の残置諜者達が建国した国であり、日本人の血統で出来上がっていて、正恩はその末裔なのだ。

以下に以前記事に掲載した金王朝の系図(参考資料を元に独断と偏見で作成)を以下に再掲する(系図から言えるのは同国創業者は日本人「畑中理=金策」であり金日成はお飾りなのだ)。

金王朝系図

そして、米朝首脳会談における正恩は、日本人が世界政治に登場したとも捉えられるのであり、この流れは段々に拡大するであろう。

最後に、これらはまだ裏情報であるが、これから徐々に明らかにされるだろう。さらに拉致事件の真相も同様である。一つ言えるのは表の情報は一切当てにならないと言うことだ。

以上です。

(記事一覧)
日本人拉致事件を検証する 目次
(関連記事)
激動アジア 北朝鮮の脅威(23)首脳会談考
激動アジア 北朝鮮の脅威(22)米朝首脳会談
激動アジア 北朝鮮の脅威(18)残置諜者
激動アジア 北朝鮮の脅威(16)金王朝
激動アジア 北朝鮮の脅威(15)拉致はCIA
激動アジア 北朝鮮の脅威(14)めぐみさん


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愛知県在住、昭和15年生れ、本名:野村宏、愛知工業高校機械科卒、某エネルギー企業入社、万年平社員で定年退職、好きな分野は文明論、世界統治組織に興味を抱き陰謀論にトライ、【制作・研究等での主な参考書籍】馬野周二氏著書、太田龍氏著書、田村珠芳氏著書、ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表(アンドリュー・ヒッチコック著)、ヤコブ・モルガン氏著書、増田悦佐氏著書、竹内文書関係、エイリアンインタビュー(マチルダ・オードネル・マックエルロイによるインタビューと手記)。Twitter「明日に向かって」

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