郡上八幡 古調かわさきの踊り方

ブログも夏休みで郡上踊りの話題です。昨年はかわさき、春駒、三百の踊り方を紹介したので今日は「古調かわさき」です。唄は哀調をおび格調高く踊りもシンプルで男性的、私の最も好きな踊りです。
郡上八幡 城より

郡上踊りといえば「かわさき」ですが比較的新しく(大正から)、その前は「古調かわさき」でした。その由来はホームページ「郡上おどり」には次のようにあります。

「天正年間(1580年代)に、伊勢の参宮道者によってもたらされたという踊りが山紫水明の郡上の里で、さまざまな変遷をたどりながら、その風土にあったものとして磨きあげられてきたものである。

現在、国の無形文化財に指定されているなかの「古調かわさき」は、輪踊りで時計の針の坂回りであり、その手振りや足の踏み方などを見ても、昔の農耕の所作が取り入れられており、歌詞も飾り気のない庶民生活に根ざしたものや、作業歌が残されていて、いかにも奥美濃の純朴な人情・風俗に似つかわしい踊りである。」

古調かわさきの踊り方

難しいと感ずる踊りであっても仕組みが判れば簡単になる。以下は「郡上踊り保存会DVD:郡上踊り」から読み取った踊りの仕組みであるが、読んだ私が音楽や踊りの素養は皆無であり、間違いも多々あると思うが、踊りを学習しようとする方は自身で確かめてみて修正して頂きたい。
(右の動画は「古調かわさき」の盆踊り風景です)

歌詞
○郡上のナー八幡 コラ出ていく時は(ア ソンレンセ) 
  三度見かやす枡形(ますがた)を
 (枡形をノー枡形を)アソンレンセ(三度見かやす枡形を)
※以下、唄ばやし、返し省略
○天のナーお月様 コラかか盗まれて 雲の間(あい)から かかァかかァと
○わしのナー殿まは コラこの川上の 水の流れを 見て暮らす
○お前ナー二十一 コラわたしは十九 四十仲良く 暮らしたい
※以下、延々と続く。

踊り方
(1)準備
正面(踊りサークルの中心)に面し足を軽く開いて立つ。
(踊りは反時計回りに進行する)



古調かわさき2
古調かわさき3
(2)郡上のナー
①くじょの
 両拳を軽く握り頭上に挙げ左足少し開く(右上写真)。

②ナー
 両手共に上体を前に曲げる(右下写真)。


③アーア
 上体をおこし最後のアで拍手し打ち下ろす。
古調かわさき4
古調かわさき5
(3)八幡
①はち
 両手を握り直し、体を右に回転しLOD(踊り進行方向)に向きながら左手は左足を引き上げるように大きく挙げ(右上写真)、挙げた右手と右足を下ろし、左足を右足に揃え(右下写真)、姿勢はLODに向いている。
古調かわさき5
古調かわさき7
②まん
 右足地面を蹴って前進、右足を右手で引き上げるように大きく挙げ(右上写真)、挙げた右手は戻し右足は着地する(右下写真)。








(4)コラ出ていく時は(ア ソンレンセ)
①コラ出ていく
 (3)②を反対側の左足左手に変えたもの。
②とき
 (3)②に同じ。
古調かわさき8
古調かわさき9
③は(ア
 左足を蹴り、体を右に回転し正面に向きながら左手は左足を引き上げるように挙げ(右上写真)、左足を右足の横に(元の位置)着地し正面に面する(右下写真)。

古調かわさき10
古調かわさき11
④ソンレン
 右足を大きく上げ踏み変え(歩幅を広げ爪先はを正面に向ける)ながら両手を頭上に上げる(右写真)。※(2)①に同じ。



⑤セー)
 (2)②に同じ(右写真)。



以下これの繰り返しです。

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Author:toroco
奴隷と戦争の野蛮で下らない西洋文明は終わりだ。新しい日本時代に向けて発言して行きたい。趣味は読書と盆踊り、愛知県在住、男性、Twitter(宙啐toroco)運営開始。