激動の極東アジア 北朝鮮の脅威(11)

正恩の年頭演説を紹介し続けていますが、僕は北朝鮮のシンパでも何でもないが、つくづく感心してしまう。彼は自国の政治目標を見事に纏めた演説をYouTubeで世界に発信したが、これは世界初であろうし、その演説には力があり正恩の意志が隅々まで感じられる。

こんなことは並の政治家では出来ない。ましてやゴミやクズである我が国の政治家や高級官僚では絶対に無理であろう。

北朝鮮の情勢

いよいよトランプが動きだした。彼は正恩に会いたいと言ったのだ。以前のこの稿で「トランプと正恩は好取組」と言ったが、面白くなってきた。

ニューズウィークの記事「トランプは金正恩とハンバーガーを食べるのか?」によると、トランプ大統領は4月30日のテレビで、正恩を「なかなか頭の切れる奴だ」と言い、さらに5月1日に「金正恩と会えれば光栄だ」と語ったと言う。

さらに驚きが板垣英憲氏ブログの下記記事です。

トランプ大統領とプーチン大統領が「米朝平和友好条約締結」を合意
「第2の日本」北朝鮮(金正恩党委員長=元帥)の核・ミサイル問題は5月3日未明、米トランプ大統領と、ロシアのプーチン大統領が電話会談した結果、「トランプ大統領が、プーチン大統領、習近平国家主席と密接に連携して『適切な条件』を整えて金正恩党委員長と会談」したうえで、「2017年末までに米朝国交正常化・国交樹立・平和友好条約締結」することで合意。

7月にドイツで開かれるG20=主要20か国のサミットの際、米ロ首脳会談を実施することも一致した。ただし、「圧力一辺倒」の安倍晋三首相は、「一切、口を挟むな」と叱責、排除されている。

これは、「忍者外交の名手」でトランプ大統領の指南役であるキッシンジャー博士が、天皇陛下にごく近い実務担当者に伝えたトップ情報である。
トランプが示す『適切な条件』である核放棄には北朝鮮は簡単には応じられない。核放棄するとイラクのように米国に潰されるかも知れないし、中国の核も脅威だから簡単に平和友好条約締結とはならないだろう。結局、全核保有国が核放棄に合意するしか道がないように思う。この核廃絶に至るキーマンとしての正恩に期待したい。まあ、何れイルミナティが敗北すれば核廃絶となり世界平和が訪れるのだが。

あ~言い忘れたが、安倍晋三はこの流れによって間もなくお払い箱だと思う。

以上は前置きで、以下が本文です。


今日も5章(4)イ項「正恩の年頭演説を読む」の続きです。
(以下の黄色いボックス部分は「2017年正恩年頭演説動画」の字幕である)
   24:53
我々は、米国とのその追従勢力の核威嚇が続く限り、そして我々の門前で例年的という名目の戦争演習騒動を止めない限り、核武装を柱とする自衛的国防力と先制攻撃能力を継続的に強化していきます。

我々は、必ずや我々の力で我が国の平和と安全を守り、世界の平和と安定を守護することに積極的に寄与します。

我が党と共和国政府は、今後も自主、平和、親善の対外政策理念に忠実であり、自主性を擁護する国々と善隣友好、親善協力関係を拡大発展させ、本当の国際的正義を実現すうために共同で努力します。
正恩は独立国としての当然のことを述べている。そして北朝鮮は、平和と安全を守り、世界の平和と安定を守護することに寄与すると言う。
   25:54
同志諸君!

また、一年が、始まるこの場に立ってみると、私を固く信じてくれ、一つの心一つの意で强烈に支持してくれる、この世で一番良い人民をどのようにしたら神聖により高く、支えることができるのかという心配で気が重くなります。

いつも言葉だけで、努力が伴わなかったという悔しさと自責の中で昨年を送りましたが、今年は、さらに奮発して、全心全力して人民のためのもっと良いことを見つけて、行うという決心を固くしました。

人民に向って頭を下げた正恩
頭を下げる金正恩「この世で一番良い人民をどのようにしたら神聖により高く、支えることができるのかという心配で気が重くなります」
「いつも言葉だけで、努力が伴わなかったという悔しさと自責の中で昨年を送りましたが、今年は、さらに奮発して、全心全力して人民のために尽くす」
何処かの政治家達に聞かせたい素晴らしい言葉だ。政治家はこうでなくてはならない。

これに対しニューズウィーク等のマスコミは「正恩氏が、間違いなくこう言ったのである。民意によって選ばれた、どんな民主主義国家の元首にも劣らぬ殊勝な物言いではないか。海外のドラマや映画を見ただけの庶民を拷問したり殺したりする独裁者の発言とは、到底思えない。」等と手厳しい。いや如何なる民主主義国家の元首や政治家からこんな素晴らしい言葉は聞いたことがないのだが。

   26:36
私は、偉大な首領様と偉大な将軍様を信じ、全ての人民が未来を楽観しながら「この世に羨むものはない」の歌を歌っていた時代が過ぎた歴史の中の瞬間ではなく。今日の現実になるようにするため、献身奮闘し、限りなく澄んできれいな心で人民を忠実に支えていく人民の本当の忠僕、忠実な小間使いになることを新年のこの朝、厳粛に誓約いたします。

人民の忠僕、忠実な小間使いになり、北朝鮮の繁栄を誓約する正恩
「全ての人民が未来を楽観しながら「この世に羨むものはない」の歌を歌っていた時代が過ぎた歴史の中の瞬間」とは1980年以前の金日成時代にあった北朝鮮の黄金時代のことで、正恩はそこを目指し、人民のために忠僕となり働くと誓約する。

まったく、我が国の政治家達に聞かせたい言葉だが、クズとゴミしかいないので無理であろう。

   27:15
そして、全党が人民のために滅私服務する革命的党風を打ち立てるために力強く闘争していきます。
   27:32
偉大な金日成主義が前途を照らし、党の周りに千万軍民が固く団結した一心団結の威力があり、我々の勝利は確定的です。

皆、朝鮮労働党第七回大会が開いた社会主義強国建設の明るい設計図に従い、光明な未来に向かい力強く進軍していきましょう。

正恩の年頭演説は以上です。


正恩の年頭演説まとめ

延々と正恩の演説を紹介してきましたが、如何でしたでしょうか。正恩のエネルギーが伝わったでしょうか。

それにつけても、評論家達の無機質な態度に我慢できません。米国を白馬の天使の如く崇め、北爆だ、斬首作戦だと馬鹿をやっているが、その先には2千万人の生身の人民が居るのであり、今回の年頭演説動画で見たような、殆んど知られることがなかった工場や現場、自然、等が北朝鮮にもあるのである。

続きます。

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奴隷と戦争の野蛮で下らない西洋文明は終わりだ。新しい日本時代に向けて発言して行きたい。趣味は読書と盆踊り、愛知県在住、男性、Twitter(宙啐toroco)運営開始。