悲しい日本のアニメ業界、著作権の侵害によるビジネスモデルの逸失

日本アニメはクールジャパン現象によって世界で人気を博している。今ではインターネットが普及しブロードバンドが当たり前になって誰でも容易にアニメのパソコン鑑賞ができる。にもかかわらずアニメ業界は空前の不況であると聞く。この不況の犯人はブロードバンドの普及であるらしい。


筆者は数年前からクールジャパン現象に興味を抱き日本アニメを見るようになった。最初はネットの有料動画サイトを見ていたが次第に無料サイトに移行していった。同じものが無料でいくらでも視聴できるので自然の成り行きだ。


新作アニメがテレビ放映されると直ぐにアメリカ、フランス、中国、中東、中南米、等の地方や国々から各国語の字幕を付けられて無料動画サイトからアップロードされる。視聴者は無料で幾らでも何回でもアニメを見ることができる。これで一旦テレビ放映されたアニメは経済的価値を失ってしまうことになる。ブロードバンド普及以前はCDやDVDを販売することでアニメ制作者は利益を得ることができた。これはアニメ業界のビジネスモデルの逸失である。


日本アニメの素晴らしい作品で僕の大好きな大作長編アニメであるフルメタルパニック、エンジェルハート、あまえないでよ、ヒカルの碁、バンブーブレード、GTO、等の秀逸なアニメが無料で好きなだけ見られる。最近、筆者はこれらをYouTubeで見ている。誠に良い時代になったと思うと同時に幾らかの後ろめたさを感じる。


アニメ制作には多大な人材と費用が掛かる。もしこのままの状態が続けばアニメ業界は衰退してしまうだろう。一回こっきりのTV放映で費用を賄っていかなければならないからだ。これまでのような大作や秀作は望めなくなるだろう。


アニメの著作権に関する限りインターネットは無法地帯であり無料動画サイト(海外サイト)は著作権を侵害するとともに日本のアニメ業界から利益を収奪している。日本政府は諸外国に対して無料動画サイトの取り締まりを要求すべきである。麻生前総理が世界のクールジャパン現象に乗ってアニメ振興を提唱したことがあったと記憶しているが著作権侵害には触れていない。政治家の底の浅さを示している。


日本アニメと無料動画サイトの著作権侵害については今後も触れて行きたい。

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奴隷と戦争の野蛮で下らない西洋文明は終わりだ。新しい日本時代に向けて発言して行きたい。趣味は読書と盆踊り、愛知県在住、男性、Twitter(宙啐toroco)運営開始。