英国人写真家の見た明治日本(この世の楽園・日本)

本書は写真家ハーバード・ジョージ・ポンティングが明治日本を1902~1906年(明治35~39年)に訪れた見聞記です(長岡洋三 訳、講談社学術文庫)。ポンティングは世界各地を旅行した著名な英国人写真家であり、旅行家でもある。1910~1912年のスコット大佐の南極探検にも同行している。

当時のイギリスでも日本の事はかなり紹介さていて副題にあるような、日本はこの世の楽園であるという現在の我々からすると想像もつかない認識があったと考えられる。日本滞在中のポンティングは日本の風物に感嘆の声を上げ、そして写真撮影の喜びに浸り見聞録を綴っている。以下にその一節を紹介する。

最初の訪問以来、精進湖を何度も訪れているが、そこで過ごした時間はまたとなく楽しい時間だった。日本という国自体がこの世のオアシスだが、精進湖はまたその中のオアシスである。湖は海抜三千六百六十フィートの高さにあり、湖の南側の松の生い茂った険しい岬の上に位置したホテルから、木の間を通して見える展望はこの上ない美しさである。

続く

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Author:toroco
奴隷と戦争の野蛮で下らない西洋文明は終わりだ。新しい日本時代に向けて発言して行きたい。趣味は読書と盆踊り、愛知県在住、男性、Twitter(宙啐toroco)運営開始。