悪魔の源流(3)イエズス会とイルミナティ

「悪魔の源流」の最終回です。馬野周二著「米ソが仕掛ける騙しの経済」(1990年)の第5章「世界を操るイルミナティの存在」にける「ユダヤプロトコール」おいよび「イエズス会とイルミナティ」の二節を下記に示します。



ユダヤプロトコール


旧約聖書にいちじるしい思想は、ヤーウエイはアブラハムの子孫を万民に勝るものとして庇護し、他民族に優越した存在として守護するというものである。イルミナティの信条は、彼らが超越した知的エリートとして手段を選ばず他を従属させようとするものだ。自分たちだけが貴く、他は塵埃のごときもので、それらの殺生与奪の権を握っていると夢想する。戦時中の日本の軍閥の一部にも類似の精神が育っていたことは注目すべきである。


余談だが、二十万近い日本人を殺した原爆を開発したユダヤ人は、ヒトラーに六百万人近くを殺されている(もっともこの数には大いに疑問があるが)。「人を呪わば穴二つ」だ。神の応報は灼然(いやちこ)である。


シャイロックの話にまつまでもなく、一般的にユダヤ人たちが金銭の集積に異常な執着を持つことは事実であり、一方現在のイルミナティたちは、ワン・ワールド・バンカーズだとされている。つまりニューヨークのマネーセンター銀行の支配者たち自身が、金権力によって全世界を一元的に支配しようとするイルミナティそのものだとされているのだ。


共産主義国はイルミナティたちによって直々につくられたものである。したがって、その政治と社会は彼等の理想に近い貌をしているはずである。その共産主義国のなかでは幹部はそれに見合った権力と金を与えられているが、庶民は奴隷状態であるようだ。ソ連の歴史を見ても、過去に同様な時代があったとされている。この意味するところは、ユダヤ人マルクスがイルミナティの依頼によってつくり上げ、書き上げたと思われている共産主義、マルクス理論は、その正体を共産主義の政治と社会に明示しているということである。


シオン長老の議定書、世に隠れもないユダヤ・プロトコール(議定書)は、いったい誰が何の目的で書き、どうしてそれが世に出てきたのか。これこそが現われて六十余年間、いまだに解けない謎である。


誰がつくったにせよ、これは真に重大な文書だ。深く読み、その述べるところと歴史の展開を比較してみると、まさしく世界は議定書の述べるところと一致して動いてきたことが見えてくる。つまり、ここ二世紀の世界は、まさしくこのプロトコールの作者たちによって運転されてきている。そう考えるより外はなくなるのだ。


このものの起源は、多くの人により深く詳しく調べられた。しかし、その本当の源は突き止められていない。だが、これはイルミナティ秘密結社に関わるものだろう。そう私は考えているが、同じ結論はすでに六十余年前に書かれていた。ネスタ・ウエブスターと呼ぶイギリスの女流評論家が出した「世界革命」と題する本に、詳細に考証してある。


彼女によれば、帝政ロシアに巣食ったバクーニンその他のイルミナティ結社員が抱いていた思想、持っていた文書を、プロトコールの発見者とされるニールスが、ユダヤ人にかこつけて世の警告のために発表したものだとする。バクーニン、マルクスらの書いているものを集めると、まさしくプロトコールができあがるのだ。


プロトコールの源は、おそらくこの説が正しいだろう。したがって、一般ユダヤ人がこれに関わっていたとは考えられないが、イルミナティ最高層と同一化していたユダヤ人は、たしかにこの議定書の起筆者であると言ってよいだろう。


プロトコールは「シオン長老の議定書」と呼ばれている。この「長老」とは、まさしく次節で述べるイルミナティの最高階層の人たちを言っているのではないだろうか。



イエズス会とイルミナティ


フリーメーソンが整然たる組織を持ち、それぞれの系統に分かれて世界各地にロッジと称する細胞網を持っていることはよく知られている。日本の主要都市にも現存している。


東京ならば、飯倉の元海軍水交社の跡に立派なビルがある。


組織内の階層もまた整然としたヒエラルキーを形成している。よく知られているように、日本占領軍総司令官ダグラス・マッカーサー将軍は、フリーメーソン最高階層33rdであった。つまり、その階層は三三段階ある。入会者は低い階層から漸次高位階に昇り、位を極めると33rdになるわけだ。


高位への昇任式にはものものしい儀式があり、骸骨とか剣が持ち出されるといわれている。だが私たちの想像と異なり、33rdというのはざらにいる。フリーメーソン日本支部長は、みな33rdらしい。つまり、すでに一般メーソンは通俗化して、大した代物ではなくなっているとも考えられる。メーソンが現実に政治、経済に作用力を及ぼしているとすれば、それは秘密の構成員によるものである。


ここでの問題は、在日メーソンの系統のことである。イギリス系のメーソンはとくに問題とする点はないと言われているが、フランス メーソンは悪名高いグラントリアン(大東社)で、これはフランス革命、アメリカ独立に働いている。イルミナティとも一心同体と見られていた。


イルミナティは極秘裏のうちに存在する潜伏組織だから、その内容を知ることは困難である。巷間いわれているところでは、それは十階位から成り、最高階位は創立当時から5人であり、その名前などは絶対的秘密で、すべての指令、工作はこの者から出る。下位者は上位者を知ることはなく、往々下位者に故意にあい反する命令が与えられることがある。目的を遂行するためにはいかなる手段をとることも許され、結社員同士を争わせることもあるといわれる。


それはイエズス会の組織に似せてつくられており、上下の服従と献身の関係が厳格に守られているとされる。したがって、入会、昇進の神秘的な道具立てがなされ、恐ろしい情景であるとされる。


十八世紀以来の革命と戦争、大恐慌から今日の世界経済までのすべては、地底から彼らによって動かされていたとなれば、われわれが真剣に彼らを研究すべきことは当然だ。



本日は以上です。


☆☆☆

本日のボーカロイド


嫁が逃げた【KAITO V3 オリジナル曲】


今日は久しぶりに作曲家熊谷幻斉氏の登場(あのユーモラスな「倒れるときは前のめり」の作者)です。KAITOのオリジナル曲で「嫁が逃げた」です。ショッキングな曲名に反してユーモアもあって以外に自然に聴けますね。動画アップは2013年2月、作詞作曲よよびプロデューサー:熊谷幻斉です。

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Author:toroco
奴隷と戦争の野蛮で下らない西洋文明は終わりだ。新しい日本時代に向けて発言して行きたい。趣味は読書と盆踊り、愛知県在住、男性、Twitter(宙啐toroco)運営開始。