悪魔の源流(1)イルミナティとフリーメーソン

久しぶりに馬野周二氏の著作から秘密結社イルミナティの話題です。ここ200年間の世界の歴史はイルミナティによって書かれた、これは厳然たる事実であり、学校で習う歴史とは大きく異なる。同氏は次のように言っている。


「アメリカ建国とフランス革命を準備し、発起し、完成したのは、まさしくイルミナティたちである。歴史を曇りなく見すえれば、その結論以外出てこない。学者たちは、革命とか戦争とかがあたかも自然の勢い、あるいは大衆の力によって起こったかのように思いこんでいる。教科書にはたしかにそう書いてあり、偉い先生方が口をそろえてそう喋っているからだ。

大衆とは愚かで臆病なものである。なんでみずからの生活、財産、生命を危険にさらして、革命や戦争を始める者がいようか、そこには抜きんでた指導者、扇動者がいて、革命へ戦争へと大衆を誘導しているのだ。戦後から十年くらい前までの日本左翼の状況を見ても、それは明確に理解できる」



安保闘争そう言えば昔、日本でも安保闘争という超弩級デモがあったんですね。私はこのデモが何故起きたのか今まで理解できなかったのですが、馬野周二氏の著作を読むようになって解りました。このデモの黒幕は絶対にGHQまたはCIAです。ま、戦後から(ペリー来日以来かも)日本で起こった悲惨な大事件は殆ど米国(CIA)絡みと考えて間違いないと思います。そして彼らもみなイルミナティの配下です。



安保闘争 : 1959年から1960年、1970年の2度にわたり、日本で展開された日米安全保障条約(安保条約)に反対する国会議員、労働者や学生、市民が参加した日本史上で空前の規模の反政府、反米運動とそれに伴う政治闘争である。

安保闘争について「決定版20世紀年表」(神田文雄・小林英夫偏、2001年)から1960年の要所を抜粋して見ると、5.19 新安保条約を討論なしで自民党単独で可決(連日国会デモ)。5.26 空前規模の国会デモ17万人。6.15 安保改正阻止第2次実力行使580万人参加、右翼が新劇人などのデモに殴り込み60人負傷、全学連が国会に突入し警官と衝突、東大生樺美智子さん死亡。6.16 政府が米大統領訪日延期要請。6.19 午前0時、35万人が徹夜で国会を包囲する中、新安保条約自然成立。7.15 岸内閣総辞職。





以上は前振りでこれからが本論です。今日は馬野周二氏著「米ソが仕掛ける騙しの経済」(1990年)の第5章「世界を操るイルミナティの存在」からです。素晴らしいイルミナティ論を展開していますので、同章の後半を三回で連載します。初日は「悪魔の源流」で以下に示します。



悪魔の源流


「なるほど、だいたいの道筋は分かった。人間の持つ本然の精神性と世俗性が極端化したものが、一つは中世キリスト教会、他はこれに造反する結社としてのイルミナティ・フリーメーソンになったんだな。キリスト教体制が聖俗両権を独占していた時代には、イルミナティは地下に潜って秘密組織となり、合法の仮面をかぶって地上に現れているのがフリーメーソン=グラントリアンか。なるほど」

こう読者は得心されたことであろう。「それにしても、これらの組織の根はちょっと考えられないほど古いようだが、いったいどんな系統樹つまり思想の系図が読めるのか、教えてほしい」こう読者はさらに言われるにちがいがない。現在の私に理解できる範囲でこの問題にお答えしておこう。


文明はナイル川からチグリス・ユーフラテス両河を通り、インダス河にわたる地域で発生した。私の史観では、これを「第Ⅰ文明」という。この文明は古代にすでに充分発達した貌を示しており、基本的には今日と変わらない社会であった。


当然神秘性をたたえた宗教がある一方、政権と金力を狙う俗物性も幅を利かせていた。後者は当然頭を極力働かせることになり、学問とその体系としての科学の萌芽も生じた。紀元前五世紀になると第Ⅰ文明は衰退し、ギリシャ・ローマ文明、すなわち第Ⅱ文明が興る。この文明期に、第Ⅰ文明の残骸の中から神秘性、宗教性のリバイバルが起こった。それがヨハネ、イエス、パウロらによるキリスト教の誕生である。


イルミナティの起源と系譜現在のヨーロッパは第Ⅲ文明にあるとはいえ、古代からのエジプトや中東の宗教、社会、技術の総体を引き継いで非常に複雑な状態にあるわけだ。イルミナティのように地下に潜り、グラントリアンのように真の目的を韜晦する。しかし数千年来の思想、宗教団体の系譜を調べると、そこに明らかな脈絡が浮かび上がる。左図がそれだ。

中世ヨーロッパはローマ教皇による教権と封建君主による俗権がせめぎ合い、自由な思想、学問、理知は極端に圧迫されていた。これらのキリスト教的な考えは徐々に結晶し、さまざまな結社、運動となって開花していった。

中世の薄暗い地下室で蠢いた錬金術師たちは、神ではなく世俗そのものの金を追い求めた。もちろん金は得られなかったが、代わりに近代化学=科学に至る道を開いた。

薔薇十字団は神を否定し「理」を信奉した。信仰ではなくて理知を求めたのである。彼らは教皇庁の追跡に遭って地下に潜った。

これら一連の中世キリスト教の造反者たちは、その思想、拠りどころを古代に求めた。ピタゴラスは彼らにピッタリの神秘主知主義であったし、プラトンをはじめとするギリシャの知性は、彼らの仰ぎ見るところであった。

さらに彼らはみずからの思想的源流を、古代宗教を混淆したマニ教、あるいはキリスト教の教えに知性を導入してカトリックから異端とされたグノーシス主義に求めた。フリーメーソンとイルミナティは、こうしてアンチキリスト、知と理、物質と理、物質と金銭を神とする顕教と密教とみることができる。同根のものだろう。


本日は以上です。


☆☆☆

本日のボーカロイド


【IA】アヤノの幸福理論【オリジナルMV】


今日はIAのオリジナル曲で「アヤノの幸福理論」です。動画アップは2013年4月、作詞/作曲/Guitar:じん、Arranged:Ryosuke Nakanishi、Bass:白神真志朗、Drums:ゆーまお、Movie Dir:しづ、調声協力:ずきお、です。作詞/作曲のじん氏は2011年2月デビュー以来もうミリオン達成曲が9曲もある実力派です(本コーナーはマイナーがモットーですが例外です)。IAは2013年1月27日発売の新人ボーカロイド。歌詩の中に、誰かの陰謀・・・、秘密組織・・・などが出てきて笑えます。静かな良い曲ですが、少し中毒性があります。(youtubeは消されましたのでニコニコ動画です)

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奴隷と戦争の野蛮で下らない西洋文明は終わりだ。新しい日本時代に向けて発言して行きたい。趣味は読書と盆踊り、愛知県在住、男性、Twitter(宙啐toroco)運営開始。